今回は、自作のMinecraft統合版向けアドオン「SecurityCraft」について、ご紹介させていただきます。このアドオンは、主にサバイバルサーバーやマルチプレイ環境での”荒らし対策”を目的に開発しました。
どんなアドオンなのか?
SecurityCraftは、以下のようなセキュリティ機能を提供するアドオンです。
- 座標のログを記録(検索機能付き)
- ブロックの設置・破壊の記録
- X-ray(透過チート)検知
- 不正なチャットを検出する仕組み
- 一定の権限を持たないプレイヤーによる危険なブロックの設置を防ぐ機能
これらをGUIで管理・設定できるようにしているため、コマンドが苦手な方でも安心して使っていただけると思います。
導入は意外とシンプルです
「チートをオンにする」→「Beta APIを有効化する」→「コマンドを一つ実行する」たったこれだけで基本的なシステムが起動します。
/sc:start
使い方
SecurityCraftの各種機能は、専用のGUIから設定できます。設定画面の呼び出し方法は2通りあります:
- 専用アイテム「SecurityCraft」を使用する
- 以下のコマンドを実行する:/sc:ui
設定画面では、各セキュリティ機能のオン・オフ、ログの確認、X-ray検知レベルの変更などが可能です。

設置/破壊確認のやり方
GUIから「設置確認モード」または「破壊確認モード」に切り替えることで、確認作業を行うことができます。確認したいブロック(破壊確認の場合は、破壊が行われた周辺のブロック)をタップすると、該当ブロックに関する記録がメッセージに表示されます。

座標ログについて
データの確認方法(2種類)
- プレイヤーから検索 → 特定のプレイヤーを選択して、その人の過去の座標を確認できます。
- 座標から検索 → 特定の座標を入力して、その付近にいたプレイヤーを一覧で確認できます。


開発のきっかけ
自分自身のサーバーで、誰が何をしたのか把握できない状況に困ることが多く、必要最低限でも「証拠」や「履歴」を残せる仕組みが欲しいと考えたのがきっかけでした。
同じように困っている方にとって、少しでも役立つ存在になれればと思っています。
現在の課題と今後について
現在、このシステムはまだテスト版のため、不安定な部分や未実装の機能が残っています。たとえば、設置記録や破壊記録はワールドを終了するとリセットされてしまいます。
今後は、一時的に保存しているデータを永久的に保存できるよう改善し、さらに荒らし対策などの追加機能も順次実装していく予定です。引き続きシステムの安定化と機能拡充に努めていきますので、ご期待ください。
※設置/破壊のデータは最新バージョンですと、リセットしても維持されるようにアップデートされました
最後に
このアドオンは、誰でも無料で使えるように配布しています。配布サイトでは、最新情報や過去バージョンもご確認いただけます。
また、Discordではバグ報告やご提案も受け付けていますので、もしよろしければお気軽にご参加ください。
- 配布ページ(クラフターズコロニー):https://minecraft-mcworld.com/135997/
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。これからも、誰かの役に立つようなアドオンを作っていけたらと思っています。
コメント
これってアドオンを入れる前の検査もできますか?
コメントありがとうございます!✨️
アドオン導入前の、設置破壊については特定出来ません!
突然の質問で申し訳ございませんm(*_ _)m
つい数分前に荒らしが発生しているのを発見したのですが、securitycraftが反応していませんでした
APIもオンにしてますし機能していませんでした。
どうすればよろしいでしょうか?
コメントありがとうございます!✨️
Minecraftの大型アップデートの際にアドオンが壊れてしまう場合がございます!
現在のSecurityCraftのバージョンを教えて頂けますでしょうか?
3.3.0ですねぇ
ありがとうございます!
恐らくマインクラフトのアップデートによってアドオンが動作しなくなったのかと思います!
3.7.0が最新バージョンで、現在のマイクラバージョンにも対応しております!
今後大型アップデート時に、SecurityCraftが正常に動作しているか確認するのが良きかもですね!
SecurityCraftのアップデートは頻繁に行っていただけるとより確実です!
コマンドを使用すると「コマンドの権限レベルが正しくありません」とでます、
どうすれば良いでしょうか?
コメントありがとうございます!✨
稀にそのような現象が発生する場合があるようです!
最新バージョンのSecurityCraft3.8.0であれば、バックアップコマンドが追加され対応されております!
/sc:start → /scriptevent sc:start
/sc:getitem → /scriptevent sc:getitem
/sc:ui → /scriptevent sc:ui
scripteventコマンドを利用することで、解決します!
出来ました!
ありがとうございます!!