これは短編脱出マップ【館者語】について製作者のうさじがだらだらと駄弁りまくるブログです。短編脱出マップ【館者語】をクリアした人向けに用意させていただいたものと思っていただければ幸いです。
サムネは超適当に作っちゃいました。すませぬ。
はじめに
どうも、うさじです。未だに1.20.4ですみません。バージョンを上げよう上げようと思って上げる時期を逃してしまいました。
現在制作している謎解きマップ【ホワイトスペース】では、少し曖昧ではありますが、1.21.4で制作するのを頑張ってみようと思います。(追記:これを書いている現在2025/08/08では、【ホワイトスペース】でないマップを制作しています。ですので、次に配布されるマップは【ホワイトスペース】ではありません)
どうも、うさじです。未だに1.20.4ですみません。大事なことなので2回言いました。このマップの製作期間は約7ヵ月ほどなんですが、その半分はストーリー作りとそのストーリーに関する伏線を張る作業でものすごく時間がかかっていました。いくら自分で考えたからって、いつ忘れてしまうのか不安なので次の「解説」で話したいと思います。というか、ほぼプレイ中には分からないことなので「補足」とさせていただきます。
補足① 大まかなストーリーについて
あなたがしている行動は既に決められていました。最後に出てくる【緋辻司のシナリオ】のことですね。地下室で見つけた本を見た方なら分かると思いますが、すべては緋辻司の思い通りでした。この言い方だとなんだか黒幕みたいでかっこいいですね。
白川赤彦が自分の妻である白川紅子を殺害したことで、赤彦は裁判で緋辻司の証言有罪判決を受けます。しかし、赤彦は高齢でかつ緋辻司の懇願と医者の判断により(赤彦はこの時点で妄想性障害を言い渡されています)、自宅の地下室に牢屋モドキを作ってそこで暮らすことになります。ここで裁判長から言われた条件とは、期限以内に白川赤彦に殺人の容疑を認めさせることでした(だいたい100日)。なんとかして妄想性障害の白川赤彦を自白させて救うというのが、今回のストーリーとしてのゴールでした。因みに、トゥルーエンドで「赤彦にとってはバッドエンドかもしれない」みたいな文言があったと思いますが、これは赤彦が期限以内に認めないと●刑になり、期限以内に認めさせることで終身刑となることから「バッドエンドかもしれない」と書かせていただきました。
ちなみに、白川赤彦が妻を殺害した理由は、妻が患っていた癌のレベルが進んだことがきっかけになっています。どのみち妻は亡くなる運命でした。妻は抗がん剤治療で長く苦しんでいました。髪の毛が抜け、身体も細くなっていき、年も年なので既に衰弱しきっていました。その状態に見かねた夫の白川赤彦は、見るに堪えなくなり、自らの手で、妻を殺害してしまいました。その時の事があまりにも衝撃的であったため、白川赤彦は重度の認知症を患うことになりました。
補足② 序盤
一番初めに赤彦の朝のルーティーンからストーリーが始まります。初っ端からメッセージの表示方法について、「名前 (メッセージ)」か『名前 「メッセージ」』の形ですよね。普通に メッセージ で表示すればいいものの、わざと名前とメッセージにカギカッコをつけて表示させています。ここの伏線は最後の【緋辻司のシナリオ】で分かることになります。すべては台本通りであって、今考えて喋っているわけではないという意味です。「()」はその人が思っている言葉。『「」』は喋っている言葉です。ちなみに、「」はすでに決められているセリフ。「」無しが決められていないセリフとして区別したかったので、題名には【】このかぎかっこを使用しました。
ここで最初の話に戻します。ルーティーンの時に今作で最初で最後の紅子の発言があると思います。紅子の前に「n」ってついてますよね。誤字ったのではないかと思った方がいると思います。僕の謎解きマップは毎度毎度バグが多いのでスルーした方もいると思います。実は意図的にやっていました。これも【緋辻司のシナリオ】で分かることですね。
名前の前に「n」がつくと、それは「故人」という意味になる。と【緋辻司のシナリオ】の最初のページに書かれていました。
補足③ 初めて緋辻司と喋った時
ここらで文字に色を付ける作業がめんどくさくなってきた模様
初めて緋辻司と喋った時、すこし違和感がありませんでした? 怯えているように見えましたよね。痰が絡んでいたとかビックリしたとかはまあ置いといて、なぜ緋辻司は赤彦に喋りかけられてどもってしまったのか。答えは明白です。赤彦は人を穀しているからです。人穀しに話しかけられたら誰でも委縮しちゃいますよね。委縮しない方々はとんだ肝の据わった野郎どもですわ。てな感じを設定として盛り込んでおきました。
そして、最後に忠告されます。「階段にはお気を付けください」、「急になっておりますので……」これの詳細はもう一度緋辻司に話しかけることで聞けるようになります。ここらへんはスルーされる人が多いですね。まさか2回目に喋りかけて、会話の内容が変わるなんて誰も思いませんから生姜ないです(チラッ)。
2回目に喋りかけて得られる情報は次の通り、[緋辻司は階段から落ちて足を怪我している。緋辻司が年齢を言い間違える。]です。足に関しては、赤彦と喧嘩したときに階段の上から落とされてできた怪我になります。ですが、認知症で記憶が曖昧なため、赤彦視点ではその事実を抹消してしまいました。年齢を言い間違えるところは、現実の時間軸と赤彦が考えた時間軸は違うので、緋辻司は現実の時間軸での年齢を言いそうになります。
これでほぼすべてのストーリー解説終わり。
補足④ 補足
ちなみに、大量にブロックが喋る且つ名前が分かりにくいというのは、上海のとあるゲームの草国の森の妖精がモチーフになっています。
あとがき
ちょうどこのマップを作っていた時、ミステリ本にハマっていました。その影響で、心石の説明文にわざわざ「クリック」と書き、このクリックとは右クリックの事なんだと十分に刷り込ませたところで、実は左クリックの事でもあったというトリックを仕込みました。それと実は、あの望遠鏡の使い道は、叩ける壁と地面との境界線をよく見るために用意したものでした。たしか、私の記憶違いでなければ、叩ける壁と地面とでは0.00625ブロックのズレがあったはずです。こういわれると確認しに行きたくなりますよね。私も今見に行きました笑。
てなわけで、これで私のクソ長いブログを終了とさせていただきます。最後まで読んでないかもしれないけど、最後まで読んでいただきありがとうございました。また、次の謎解きマップでお会いしましょう。
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