はじめに
こんにちは。マイクラが大好きな人間です。
誰かの役に立てれるならと思い、コマンドを解説することにしました。随時色んなコマンドを解説していくつもりです。分かりにくいかもしれませんが。
解説
ではまず、どのようなコマンドなのかを説明していきます。
teleport または tp(以下tp)コマンドは、対象のエンティティをテレポートさせるコマンドです。
かなり初級的なコマンドですが、意外と難しかったりします。
あとこのコマンドはミスってしまうと取り返しがつかない事になりかねます。注意して使ってください。
1.基本的な構文
まずは「プレイヤーAを座標0 0 0に飛ばす」という内容のものを作りましょう。
/tp プレイヤーA 0 0 0
このようになります。
/tp (プレイヤー名) (座標(X Y Z))
要約するとこんな感じになります。
こうすることで、特定のプレイヤーを特定の座標に飛ばす という物が出来上がります。
これを反復コマンドブロックでやるとプレイヤーAが動けなくなって可哀想になるので辞めておきましょう。
2.マルチプレイで使える構文
ではお次は、プレイヤーAをプレイヤーBにテレポートさせましょう。
/tp プレイヤーA プレイヤーB
このようになり、要約すると
/tp (飛ばされるプレイヤー名) (飛ばされ先のプレイヤー名)
という風になります。
ちなみにこれは全部@a や @s 等のセレクターでも飛ばせますが、セレクターを説明するのはめんどいので他の方のサイトを見てください。
ここから少しだけ複雑になります。
3.安全に飛ぶ方法
まずプレイヤーA(@s)が座標 1 1 1の場所に飛ぼうとしています。
が、そこはブロックで埋め尽くされており窒息してしまいます。 そんな事件を防ぐことが可能です
/tp @s 1 1 1 true
なんか出てきましたね
tpコマンドの文末に付けるtrueの定義は、
「テレポートする場所が埋め尽くされているならばテレポートしない」
というような物となります。つまりテレポートする場所にブロックがあるとコマンドが失敗します。安全ですね!
/tp (セレクター) (座標) (true/false(省略可))
要約するとこのようになります。
trueかfalse(ブロックがあってもテレポートする)かは定義しなくても大丈夫です。 省略した場合最初からfalseと同じ挙動になります。
4.洞窟から抜け出したい
洞窟の地下深くに居て地上に戻れない
そんなことありませんか?そんな時は
「~(チルダ)」「^(キャレット)」
の出番です
/tp @s ~1~50~-1
これをすると
「自分の居る場所からX+1 Y+50 Z-1進んだ座標に飛ぶ」
というものになります。数学じゃないですよ
ちなみにこんなことも出来ます
/tp @s ~ 50 ~
~が1個ありませんね?
この場合は、XとZ座標は変わらず、Y座標だけはY座標50の場所に飛びます。
つまり、座標50 10 50に居た場合は 50 50 50になります。あら便利
じゃあ次は技術的な話になります。
あれ?^は? 次の項目で紹介します
ちなみに最後の項目です
5.もっと詳しく便利に
実はtpコマンドとexecuteというものを使えば擬似的な銃が作れちゃいます。executeはまた後々詳しく紹介します多分。
その銃を作るに当たって活躍するのが^君です。
/execute as @e[type=item] at @s run tp @s ^^^1
さあ訳が分からなくなりましたね?大丈夫です。こんな構文なんてtpをちゃんとした使い方で使うなら要らないです。銃として使うなら必須です!
このコマンドの場合、ワールドに存在するアイテムを 自分の目線からZ+1の場所にテレポートします。
そうすると1歩前進する訳ですね。
つまり、^は
「コマンド実行者の目線」になる訳ですね。
^1^^だったらX+1だし、^^1^だったらY+1になっちゃう訳です。
このコマンドにあることを加えるとホーミングしてくれます 強いね!
/execute as @e[type=item] at @s run tp @s ^^^0.5 facing @p
この場合は、ワールドに存在するアイテムを”近くのプレイヤーに目線を向けながら”自分の目線からZ+0.5の場所にテレポートします。
つまりこっちに来ます。ちょっとだけゆっくりね。
サブコマンドのfacingはテレポートした後に指定したエンティティの方に目線が合う という物です。 しかし、facingで指定した対象が2人以上居た場合は失敗します。全てのプレイヤーを対象とする@aは辞めておきましょう。
/tp [飛ばす対象] [座標] [目線が合うエンティティ] [true/false(省略可)]
要約するとこのようになります。ちなみに座標でも大丈夫です。その場合はその座標に目線が合います。
目線を変える方法はもうひとつあります
/tp @s ~~~ 180 0
この場合、はX座標が180 Y座標が0 ではなく、
北方向に向きます。 例え南方向を向いていたとしても。
この方法は配布マップ等で次の場所へ飛ばす時、正面を向くように出来るのでかなり便利です。
/tp [飛ばす対象] [座標] [水平角] [垂直角]
要約するとこうなります。水平角を先に書いたのであれば垂直角は書かないとエラーが起きます。
ちなみに水平角は左右を指していて、垂直角は上下を指しています。
水平角は-90=東 0=南 180=北 90=西 垂直角は-90=下 90=上 となります。
方角なんて分からない なんて方は何回もコマンドを実行して調整しましょう。自分はそうしてます
そういえば~や^でも出来ます。
6.終わり
お疲れ様でした。多分分かりずらいかもしれませんが、まあ参考程度に。
コマンド解説って意外と大変やね…
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