追加コンテンツとは
マイクラ統合版にはアドオンやスキンパックなど、もともとのマイクラ統合版に追加でコンテンツを使用することにより、より多くのブロックやモブを追加することができたり、プレイヤー自身の見た目を変えたりすることができます。
追加コンテンツにはビヘイビアーパック、リソースパック、スキンパック、ワールド、ワールドテンプレートがあります。これらのコンテンツをわかりやすいように図にあらわしたのがこちらです。
画像内に、mc○○というのがいくつかあったり、同じ名前のものがあったりします。これらは拡張子というものです。
「mcpack」はリソースパック、ビヘイビアーパック、スキンパックがあります。後ろに付いている「()」は違いを分かりやすくつけているものなので()部分は拡張子ではありません。
「mcaddon」はアドオン用の拡張子です。複数の「mcpack」を1つにまとめるものです。よく使われる方法としては、リソースパックとビヘイビアーパックをまとめて配布する際に使われます。
ちなみに、よく言われているアドオンというものはリソースパックとビヘイビアーパックをまとめて言うときに使うものです。リソースパック、ビヘイビアーパックそれぞれ単体で言うときにもアドオンと言う場合もあります。
「mcworld」はワールド用の拡張子です。ここにワールドのデータやワールド内でのプレイヤーのデータなどが入っています。
「mctemplate」はワールドテンプレート用の拡張子です。「mcworld」に入っているデータとプラスαでいろんなデータが入っています。
アドオンとは
アドオンとは基本的に「拡張機能」と言われることが多いです。元々あるMinecraftに機能を追加したり、変更したりすることができます。マイクラ統合版のアドオンには「リソースパック」と「ビヘイビアーパック」というものがあります。
リソースパックとは
まずは、リソースパックについて解説します。リソースパックの大きな役割は「見た目」部分を変えることができるパックです。
リソースパックで作れるものの一部がこちらです。
- ブロックやアイテム、エンティティなどのテクスチャの変更
- ジオメトリ(3Dモデル)の変更
- エンティティのアニメーションの変更や追加
- UIの変更
- ローカライズ(翻訳)の変更や追加
- サウンドやパーティクルの変更や追加
などができます。上記のリストに上げたようにリソースパックはゲーム内のシステムや動作を変更するものではなく、ゲーム内のデザインや見た目などを変更、追加することができます。
また、リソースパックは「グローバルリソース」と言われるものがあります。アドオンは基本的にワールド内に適用しそのワールドでのみ動作します。しかし、リソースパックは特殊でグローバルリソースに適用させると適用中はすべてのワールド、サーバーでそのリソースパックが適用されます。ただし、参加したワールドやサーバーの設定や適用されているアドオンによってはグローバルリソースが適用されない場合があります。
このようにリソースパックは任意のワールドでのみ適用させる方法とグローバルリソースに入れることによってすべてのワールド、サーバーで適用させる方法があります。
ビヘイビアーパックとは
次に、ビヘイビアーパックについて解説します。ビヘイビアーパックの大きな役割はゲーム内のシステムを変えたり、追加できるパックです。
ビヘイビアーパックで作れるものの一部がこちらです。
- ブロックやアイテムの追加
- エンティティの変更や追加
- レシピの変更や追加
- ルートテーブルの変更や追加
- 交易アイテムの変更や追加
- バイオームの変更
- ファンクション
- コマンドをワールド内のコマンドブロックに記述するのではなく、ファイルに複数のコマンドをまとめて記述し、実行できる機能
- ScriptAPI
- プラグインのような機能で、javascriptと言うプログラミング言語を使って記述するもの
ビヘイビアーパックにはリソースパックのようにグローバルリソースのような機能はないので使用する際は毎回、使用するワールドに適用しなければいけません。
また、アドオンによっては試験的な機能を使用しているものもあるのでワールドの設定にて実験的な機能をオンにする必要があるものもあります。
スキンパックとは
スキンパックとはプレイヤーのスキンを変えることができるパックです。複数のスキンを1つにまとめることができ、ゲーム内で簡単にスキンを変えることができます。
ワールドとは
ワールドはゲーム内で「世界をエクスポート」したときに作成されるワールドデータです。配布されているワールドのほとんどはこの形式で配布されています。
ワールドテンプレートとは
ワールドテンプレートとはワールドをテンプレート化させることができる形式です。ゲーム内のマーケットプレイスで購入したワールドはすべてこの形式で配布されています。また、稀にワールドテンプレート形式で配布されている配布ワールドもあります。あまり使われていない形式ですが使い方によってはとても便利な機能になっています。
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