マイクラ統合版 1.21.40

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2024年10月23日に「Bundles of Bravery」アップデートが配信されました。この記事ではアップデートで追加された内容をまとめています。

機能追加

ハードコアモード

統合版にハードコアモードが実装されました。

一度死ぬと二度とリスポーンできず、遊ぶことができなくなるモードです。

設定すると難易度変更ができなくなり、サバイバルでしか遊べなくなります。

なお、ハードコアモードは軽微な既知のバグがいくつか存在します。また、realmsにおいては、クリエイティブのワールドからハードコアモードのワールドに置き換える、もしくその逆で置き換えたときに、ワールド設定が破損する可能性があります。回避するために、サバイバルワールドに一度置き換えてからハードコアワールドに置き換えることが推奨されています。

バンドル

アイテムを収納できるアイテムであるバンドルが実装されました。

クラフトには紐と革一つずつが必要で、複数種類のアイテムを合計64個収納できます。

また、染色が可能で16色のバンドルが作れます。

バンドルにアイテムを入れる際には、インベントリを開き、いれたいアイテムを選択してバンドルをクリックorタップすることでアイテムを収納することができます。取り出す際にはバンドルを手にもって使う(右クリックorタップ)ことで中のアイテムが1種類取り出されます。

その他

ワールド編集画面で、ワールドのサムネイルを編集する機能が追加されました。

クリエイティブのインベントリにおいて、いくつかのアイテムとブロックの配置が変更されました。

技術的要素

コマンド

  • scheduleコマンドが更新され、すでにスケジュールされキューに入っているfunctionをクリアする機能が追加されました。
  • effectコマンドに、持続時間を無限にするオプションと、特定のエフェクトのみを削除するオプションが追加されました。
  • cameraコマンドのminecraft:follow_orbitが正式リリースされました。プレイヤーに対して任意の位置で追従するカメラを設定できます。
  • cameraコマンドに、entity_offsetパラメータが追加されました。

script API

以下の機能がベータ版から正式版にリリースされました。

  • BlockFluidContainerComponent
    大釜の中の液体の状態を取得するBlockComponentです。
  • getRestonePower
    ブロックのレッドストーン信号状態を取得できるBlockクラスのメソッドです。
  • isHardcore
    ハードコアか否かを返すWorldクラスのプロパティです。
  • EntityBreathableComponent
    エンティティの呼吸関連の機能を備えたentityComponentです。
  • BlockVolume
    ワールド内のブロック単位での直方体空間を扱うクラスです。
  • BlockLocationIterator
    ブロックボリューム関連で扱うクラスです。
  • PlayerInteractWithBlockBeforeEvent、PlayerInteractWithBlockAfterEvent
    プレイヤーがブロックにインタラクトした際に発火するイベントです。
  • PlayerInteractWithEntityBeforeEvent、PlayerInteractWithEntityAfterEvent
    プレイヤーがエンティティにインタラクトした際に発火するイベントです。

エンティティコンポーネント

以下の機能が追加されました。

  • minecraft:home
    ホームポジションにおける挙動を「制限なし」「ホームポジション中心にランダム」「すべての動きを制限」に設定する機能が追加されました。
  • minecraft:dimension_bound
    ポータルを通じてのディメンション移動を禁止します。
  • minecraft:transient
    エンティティが保存されなくなります。(釣り針に使用されている)
  • minecraft:looked_at
    minecraft:lookatから名前が変更され、いくつかの機能が試験的要素で追加されました。
  • minecraft:redstone_conductivity
    カスタムブロックでレッドストーン信号を受け取れる機能が試験的要素からリリースされました。
  • minecraft:damage_sensor
    deals_damageに以下の三つの値が追加されました。
    yes(ダメージを適用する)、no(ダメージを無効にする)、no_but_side_effects_apply(ダメージは無視するが、エンチャント効果や耐久値の減少は発生する)
  • minecraft:explode
    以下の機能が追加されました。
    • damage_scaling
      爆発で与えるダメージ。負の値で回復になります。
    • toggles_blocks
      trueの場合、爆発範囲内のブロックのスイッチを切り替えます(ブリーズと同じ挙動)。
    • knockback_scaling
      爆発時のノックバックのパラメータ。
    • particle_effect
      爆発時に使用するパーティクル。
    • sound_effect
      爆発時に再生されるサウンド。
    • negates_fall_damage
      爆発時の落下ダメージの設定。
    • allow_underwater
      水中での爆発時に影響を与えるか。

その他

  • featureのsingle_block_featureに機能が追加されました。
  • ビルドインのbiomes_client.jsonファイルが読み込まれなくなります。作成したパックに追加したものは引き続き読み込まれます。フォグの設定が個別のclient_biome.jsonに含まれるようになり、biomes_client.jsonと競合する場合はbiomes_client.jsonを優先します。

試験的要素

アイテムコンポーネントminecraft:block_placerにアイコンを指定し、ブロックのアイコンを変更できるようになりました。

カメラ関連の機能がいくつかが追加されています。

クライアントとサーバーのRAMの状態を取得できる機能が、molangとscriptAPIに追加されました。

scriptAPIにプレイヤーの使用端末の種類を取得できる機能が追加されました。

おわりに

バグ修正や細かい仕様変更などはリリースノートからご確認ください。

Minecraft: Bedrock Edition 1.21.40 – 勇敢なバンドル – Minecraft フィードバック

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