【解説】“陥穽地獄”に込められた想い

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 どうも,短編(←詐欺)脱出マップ“陥穽地獄”を製作しましたカノンです。
今回は本マップで出てきたストーリー,コレクションアイテムなどに込められた想いを語っていこうかなと思います


飛び降りた少女について

 本マップの主人公であるこの少女。初めは記憶がなくスズランに囲まれた静かな園で放浪している中,記憶の根が反応し循環世界にある12の塔へ飛ばされます。
 
 どうもこの世界は少女が持っている記憶が吸い取られてそれぞれ記憶の品として塔に納められているようです。このアイテムの中にはロープや鋏など不穏なものもありますね。ストーリーを全て見た前提で語ります。この不穏なアイテムがあるのか,12の塔の最上階からスタートしていること,塔を落下させる意図,すべては少女が自殺したからなんですよね。自殺する前からリストカットや自殺方法を考えていたのでしょう。そして選んだ択が飛び降り。陥穽なんです
 
  ちなみに他に金賞のメダル,優秀賞のアイテムもあったと思います。この子優秀な子なんです。家族や友人はこの子の期待値が高く自分の限界を超えて求められていたことから誰にも相談できなかったんですね。

自殺はしてはいけないけどどこか少女の気持ちも分かる・・・そんな葛藤を作者も抱いています。

記憶の根の正体

今度は少女を助けた記憶の根の正体を語っていきます。

 記憶の根の正体は変身した“アズライール”の一部です。本マップでは黄色文字で語っている人です。アズライールはユダヤ教・キリスト教・イスラム教において死を司る天使なんですよね。ただその容姿は非常に恐ろしくまるで死神を彷彿させるようなものです。そりゃそのまま姿を現しても困ります()。だから今回は建築に合う形で記憶の世界では“輝く木”,その木の根っこが循環世界に伸ばさせていただきました。
 
 アズライールはこの少女を助けたいがために世界を創造し少女の心の中にある本質を見抜こうとしたのですね。アズライールは天使の中でも“
人の魂を司る”という職種をもっているため助ける方法として守護霊として送り出したという訳です。(この部分は個人的に頑張った点の1つ)
 
 余談ですけど塔の周りの蓮のある湖は極楽浄土を表現していたり,スズランは花言葉“再び幸せに”という点から飾っています。

脱出マップの全体の進行について

さあ,これは気づいた方が多いと思いますがマップの進行が反時計回りなんですよね。
これは時を戻すことで記憶が良くも悪くも蘇るからです。時を戻すことで金賞を貰った良い記憶,泣く泣く借金して買った宝石という忌まわしい記憶,自殺という強烈な記憶を取り戻していったのですね。
 
途中時計と旗を使った謎があったと思います。実はあの謎元々は別の謎だったんですよね。なぜ没になったのか?それは5の塔の時計が反時計回りに元々回っていたからなんです()。謎の難易度が難しく理不尽な要素を多く含んでいたので没になったという裏話があります。

 このマップは本来は第一回脱出マップ制作コンテストの作品として制作したものでテーマが“循環”だったんです。(様々な理由で審査対象外になってしまったんですけどね)ほら,世界を一周しているし,ストーリーで悪循環って言ってるし,循環した謎おいてあるでしょ?よくこの世界観に循環要素を入れれたよね作者てんss)))


最後に

他にも語りたいことがあるんですけど今回はここまで。次回作はこのシリーズの続編ではないかもしれないし,もしかしたら錆びれた笛や赤色ボートがでてくるかも???

最後まで読んでくださりありがとうございました。これを読んでまたマップをプレイするとより楽しめると思いますので是非プレイ済みの方も未プレイの方もダウンロードして遊んでみてください!!!


参考資料
アズライール:Wikipedia

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こんにちは!モンストのカノンというキャラクターを推している"カノン-Canon-(カノン推しの堕天使)"といいます。制作はあまり上手くないので過度な期待はせずにゆっくり楽しんでください!

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