このアドオンを導入すると、Minecraft上でプログラミング言語を作成・実行できます。
このアドオンの一番の魅力として、普通のScripting APIとの違い、Minecraft単体で動作することです。
普通のScripting APIの場合、PC版ではVSCode等で編集しながらリアルタイムで使用できますが、他端末では難しいです。
また、マルチプレイやサーバーでも自身はできてもほかのプレイヤーはコードを編集できません。
ですが、このアドオンではそれらの問題も一切ありません。
PCでもスマホでもコンソールでも使用でき、マルチプレイやサーバーでの使用も容易です。
導入方法は、リソースパックとビヘイビアパックを追加し、Beta APIを有効にするだけです。
機能説明としては、本に「MENU」(半角大文字、「」はいらない)と名前を付けて使用すると、メニュー画面が表示されます。
一番上から
- 権限設定
- 新規作成
- 編集
- コードコピー
- 削除
- 閲覧
- 手動実行
- イベント設定
- 割り当て
- グローバルコード閲覧
があります。
また、ページ上部に自身の権限が表示されます。
権限設定では、ユーザーの権限を編集できます。
権限は
- visitor
- editor
- admin
の3種類あり、visitorはメニューにすらアクセス不可、editorは制限付き(Minecraft関連のデータの取得・変更が不可)でコードの作成や実行可能、adminは無制限でコードの作成や実行、さらに各種設定を行えます。
新規参加者は最初visitorになります。
ただし、ワールド作成者のみ、ワールドに入るごとに強制的にadminに変更されます。
また、import権限は、import機能の使用を許可するかどうかです。
新規作成では、ファイルを作成することができます。
タイムスタンプがあるので、同名ファイルも作成可能です。
編集では、自身を含む同権限もしくは自身より下の権限のプレイヤーの任意のファイルのコードを編集できます。
記法についてはこちらをご覧ください。
コードコピーでは、自身を含むすべてのプレイヤーの任意のファイルのコードを自身のファイルにコピーします。
削除では、自身の任意のファイルを削除できます。
閲覧では、自身を含むすべてのプレイヤーの任意のコードを閲覧できます。
なお、ここでは保存しても無意味です。
手動実行では、自身を含む同権限もしくは自身より下の権限のプレイヤーの任意のファイルのコードを自身を対象として実行できます。
イベント設定では、各種イベントに割り当てられたコードを実行するか決められます。
importは全体としてのimport機能の使用の有無、cancelChatSendはchatSendBでのチャットの送信をするかどうか、runIntervalは1秒ごとに実行するイベント、それ以降のイベントはこちらやこちらにあるようなイベントを指します。
なお、イベント名末尾のAはafterEvent、BはBeforeEventを意味します。
割り当てでは、各種イベントに割り当てるコードを設定できます。
なお、importの場合はimport機能で使用する関数のみ(何個でもいい)を含むコードを割り当てることができ、cancelChatSendには割り当ての意味はありません。
グローバルコード閲覧では、イベントの割り当てられたコードを閲覧できます。
注意事項として、コードの実行で重大なエラーが起こった場合、out of memoryで強制終了するので注意してください。
特に、ループ処理は1万~10万回が限界で、それ以上はエラーが出ます。
また、setDynamicPropertyを設定する場合、システムのものと競合する可能性があるので、tb:やMinecraft:などの何かしら識別子をつけてください。
その他質問や意見がある場合はコメントをしてください。
配信やブログ等で紹介する際は、私の了解を得る必要はないので、コメントにてその旨を書き、紹介する場所でのここのURLを含めてください。
また、このアドオンは改造及び二次配布は禁止ですが、配布ワールドやサーバーでの使用は要相談で、可能になる場合があります。
更新:
ver1.0.1
- runIntervalの不具合を修正しました。
- runInterverの間隔をコマンドで変更できるようにしました。
#set interval 自然数
で変更されます。(20で1秒です)(admin権限が必要です)(変更されるまで少し時間がかかります)
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